『源氏物語』の主人公である光源氏の邸宅・六条院を、VRで再現しました。ダウンロードに時間がかかりますので、そのままでお待ちください。Macintoshのsafariでは作動しませんので、WindowsのGoogle Chromeなどのブラウザでご覧ください。
使い方
画面右下の
を押すと全画面モードになります。通常画面に戻る時は[Esc]キーを押してください。
赤いピンを左クリックすると、建物や施設の説明が出ます。もう一度赤いピンを左クリックすると、元に戻ります。
六条院の春の御殿に入って、マウスを左クリックすると説明が出ます。右ボタンを押しながらマウスを動かすと、反対側の庭を見ることができます。
スクロールボタンを動かすとズームイン、ズームアウトする機能を新たに加えました。
六条院について
今から千年以上前の平安時代中期、紫式部によって長編小説『源氏物語』は書かれました。光源氏の誕生から晩年までとその子孫たちの栄華や苦悩が全54巻で展開されています。光源氏は35歳の8月、平安京の六条京極あたりに大邸宅・六条院を完成させました。六条院は4町の敷地を占める広大な邸宅です。敷地は4つに分けられ、それぞれ春夏秋冬の庭と御殿が作られ光源氏ゆかりの女性が住みました。
春の御殿:春の御殿の寝殿西面には光源氏の正妻である女三の宮(朱雀院の第三皇女)が住み、東の対には光源氏最愛の女性、紫の上が住みました。
夏の御殿:夏の御殿には花散里が住みました。花散里が養育した光源氏の子・夕霧が過ごしたこともありました。
秋の御殿:秋の御殿は秋好中宮(六条御息所と前皇太子の姫君。冷泉帝の中宮)の里邸です。
冬の御殿:冬の御殿には光源氏が明石で出会った女性、明石の君(明石の姫君の生母)が住みました。
スタッフ
制 作:津野駿幸、横田優治、Zhang Yuhui
解 説:なぎ、稲本万里子
撮影協力:京都市歴史資料館、平安京創生館、宇治市源氏物語ミュージアム、風俗博物館
監 修:稲本万里子
責任編集:小長谷明彦