灯明で見る「源氏物語図屏風」VRデモンストレーション

 
 江戸時代以前の灯りで屏風を見るとどうなるか、VRで再現しました。ダウンロードに時間がかかりますので、そのままでお待ちください。屏風の画像は、東京富士美術館所蔵の岩佐派「源氏物語図屏風」(六曲一双)をお借りしました。マウスを動かすと、灯明皿が移動します。
 Macintoshのsafariでは作動しませんので、WindowsのGoogle Chromeなどのブラウザでご覧ください。

 

右隻

 

左隻

 
使い方
視点移動:マウス左ボタン(押したまま移動してください)
場面解説:マウス右クリック
ズームイン・アウト:マウススクロール
灯明奥行き:マウス両ボタン(同時に押して、押したまま移動してください)
画面右下の    を押すと全画面モードになります。
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屏風について
岩佐派「源氏物語図屏風」六曲一双 東京富士美術館所蔵

「源氏物語図屏風」:『源氏物語』の特徴的な場面を描いた屏風。とくに室町時代から江戸時代の作例が多い。

岩佐派:17世紀はじめの絵師・岩佐又兵衛(1578-1650)のスタイルを継承し、模倣した絵師たちの集団。

六曲一双:6枚のパネル(扇)で構成された屏風が、一対の状態で成り立っているもの。

右隻:一対の屏風のうちの右側。この屏風では、桐壺、空蝉、末摘花、紅葉賀、賢木、花散里の6場面が描かれている。

左隻:一対の屏風のうちの左側。この屏風では、明石、少女、玉鬘、胡蝶、初音、藤裏葉の6場面が描かれている。

 
スタッフ
制  作:津野駿幸、Zhang Yuhui
解  説:廣海伸彦
画像提供:東京富士美術館
監  修:稲本万里子
責任編集:小長谷明彦